まもかです。
共働き夫婦の場合、お金の管理をどうするか悩んだことはありませんか?
「本当は1つの財布で一括管理がいいけど、夫に言い出せない・・・」
「なんとなく別の財布で管理してるけど、貯蓄が貯まらない・・・」
そんな人も多いと思います。
今回は、私がたどりついた、3つの財布で家計を管理する方法をご紹介します。
【夫婦別財布】3つの財布で管理するメリット
自分で使うお金は手元に残しつつ、一定のお金を共通口座に入れて管理するという方法です。
2人の生活に関わるお金は共通口座から出し、それ以外の個人のお金は自分の財布から出します。
共通口座に入金する以外のお金は、お互い自由に使えるため、プライバシーが守れます。
生活のお金は共通口座で一括管理するため、管理しやすいです。
お互いが当事者意識を持って家計を運用することができます。
【夫婦別財布】3つの財布で管理するための準備
①夫婦共通口座を作る
お互いの給与口座とは別に夫婦共通口座を作ります。
②共通口座に紐づいたクレジットカードを作る
家族カードがあるクレジットカードを発行します。マイルやポイントが貯められるカードがおすすめです。
③共通口座に毎月入金する金額を決める
共通口座に入金する生活費は、2人合わせて「15万〜30万」とし、負担割合は収入で決めています。

フルタイムで働いていた時は、生活費の半分を入金していました。
パート主婦になってからは、月4万ほど入金しています。
④自由に使える金額を決める
毎月各自が自由に使える「お小遣い」のようなものです。
我が家では毎月3万円としています。
④毎月天引きで貯金する仕組みを作る
「二人の口座に入れるお金」と「自由に使えるお金」以外の余ったお金は、各自の口座から毎月天引きで貯蓄する仕組みを作ります。
天引きの積み立てには、「定期預金」や「つみたてNISA」を活用します。

つみたてNISAについては夫婦で始めるならつみたてNISAが断然オススメ!【iDeCoや個人年金と比較】で解説してますのでチェックしてみてください。
【夫婦別財布】3つの財布で家計を運用していく方法
3つ目の財布の運用方法
・給料が入ったら共通口座へ入金
先ほど決めた金額を、お互いの給料日に入金します。
・生活費は共通口座に紐付いたカードで支払う
生活費は、基本的には共通口座に紐づいたクレジットカードで支払います。
現金しか使えない場合、どちらかが立て替えて、後日まとめて精算します。
生活しながら、共通口座から出すものをどんどん増やしていくイメージが良いと思います。
我が家の夫婦の家計管理法についてさらに詳しく知りたい方は【共働きのお金の管理決定版】家族カードと家計簿アプリが最強説をチェックしてみてください。
給与の増減があった場合の調整方法
給与が増えた場合は、天引き額を増やして、自由に使えるお金は一定になるようにしています。
給与が増えても生活水準はそのままキープすることで、貯蓄を増やしていくことができます。
給与が減った場合には、収入に応じて入金割合を変更します。
共通口座の残高が増えてきた場合の調整方法
共通口座に溜まったお金から、車検代や家電の買い替え費用を支払うため、ある程度はそのままにしておきます。ただし、あまりにも残高が増えるペースが早い場合は調整をおこないましょう。
・積み立て金額を増やす
共通口座への入金金額を減らして、その分お互いの積み立て金額を増やします。
・投資に回す
貯蓄がある程度できているのであれば、投資に回します。
まとまったお金があれば、投資信託や株を購入することができます。
・旅行に行く
年に数回は2人で旅行に行くので、それに使います。
「次これが貯まったら旅行に行こう」と決めておけば、2人で協力して節約したり、楽しみながら家計管理ができます。
残高を確認するクセもつくので、家計改善に効果的です。
・欲しかった家具や家電を買う
ロボット掃除機や食洗機など、なくても困らないけど、あったら嬉しい憧れの家電の購入に使うこともあります。
【夫婦別財布】夫に提案する方法
今現在、夫婦別財布で家計管理していたり、結婚して間もない場合、夫にお金の話をするのは難しいと感じている人も多いと思います。
夫に対しては、数字を見せてプレゼンするのが効果的です。
3つの財布で管理することのメリットは「プライバシーが守られること」と「自分名義の貯金が増えること」です。
できれば数字で根拠も示しつつ、プレゼンするのがオススメです。

お小遣い制に反対していた頑固な夫も、数字で示してプレゼンすることで、説得することができました!
まとめ
- 共働きの家計の管理方法は大きく分けて3つ。それぞれのいいとこ取りした方法が「3つの財布で管理」!
- 我が家で実践している共通口座を活用した管理方法。お互いに家計の当事者意識が生まれ、家計改善がしやすくなる。
- 夫への提案は数字で根拠を示してプレゼンが効果的。
共働きだと、別財布でも生活できてしまう分、話し合う機会を失いがち。
妊娠・出産以外にも、病気やケガで急に収入が減ることもあります。
せっかく結婚して家族になったのならば、これを機に2人で協力して支え合える仕組みを作ってみてください。